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19 . May
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04 . August
昨日資料用にと本屋の絵本コーナーに立ち寄ったのですが、懐かしい本がたくさんありキョロキョロと怪しい人になってしまいました。「11匹のねこ」「手ぶくろを買いに」「のんたん」「ねずみくんのチョッキ」…などなど。全部保育園・幼稚園の時に見たものばかりです。絵本とても息が長いですね。


小学校の時一番好きだった本が五味太郎氏 の絵本でした。図書室に行っては何度も同じ本を飽きることなく読み返すくらい好きだったと思います。カラフルな色遣いに、あの言葉の雰囲気や小さな仕掛け が子供心にグっときたのでしょうか。私の性格なのか、好きになると、同じものを長く見続けたり聞き続けたりするようです。つい口ずさむ歌も未だに小中学校 で覚えたレゲエやR&Bだったり。

絵本コーナーで、五味太郎氏の「らくがきえほん」というのを見つけました。ちょっとだけ山のようなものが描いてあったり、うずが描いてあったりするだけ の、あとは自由にらくがきしよう!という本です。閉店間際ということもあり、覗いたのはちょっとだけだったのですが、とても頭がワクワクする感覚でした。 小さい頃は上手くなりたいなと思うばかりでしたが、今は子どもの発想力が羨ましいことがあります。先生が「上手く描こうとしなくていい」という言葉の意味 が今になって分かるのが悔しいですね。

五味太郎氏の、純粋に楽しいなぁと思える絵本たちはすごいです。きっと今の子どもの目も惹きつけて止まないでしょう。



今になって技法の素晴らしさに驚いたのは、「手ぶくろを買いに」の黒井健氏です。初めてこの絵本を読んだのは、小学校1年生の読書感想文を書くためでした。柔らかなタッチがとても印象的でした。キツネがふわふわして可愛らしく、帽子屋さんも暖かいひとに見えたなーという記憶です。

黒井健氏は色鉛筆をパレットに塗った後、油を染みこませた布でそれをぬぐってから描く(つける?)そうです。そうすると色鉛筆の線の後がなくなり、パステ ルより繊細な柔らかいタッチになるようです。おそらく画材屋さんや、絵を売ってるデザイン関連のお店なんかで見かけると思います。
子供の頃では分からなかったおとなの努力ですね(笑)



海外の絵本を見るとかなり濃い目というか、描き込みが多い絵本が多いですね。リアルな絵本もしかり。日本は詩が美しく、少ない言葉で多くを伝える文化だか らでしょうか。良い意味で「言葉足らず」な絵が多いのかもしれませんね。子どもに全部の情報を与えず、足りない部分は想像させる。そんな絵本が日本の子ど もには合ってるのかもしれません。

絵に関してはちょっとだけ雑食なので、浅く広く見るのも刺激になっておもしろいです。そんな私が気になっているのはマクスフィールド・パリッシュと、葛飾北斎と茂本ヒデキチ氏

茂本さんは画集ないか!ないのかー!とやきもきしてたらついこの間出ました。ライブアートは一度見てみたいです。パリッシュはとにかく色が…!パリッシュ ブルーと呼ばれるほど青が美しいです。色遣いがたまらない。ドツボ。ミュシャよりパリッシュ派です。そしてロックウェル派です。

北斎はもう言わずもがなですね。日本画らしいかと思いきやそうでもない。春画(まあ現在で言うところのプレイボーイみたいなゴフゴフ。)がとってもエロ ティック。あり得ない人間の角度ではあるのですが、曲線が実にいやらしいというか…。昔も今も助平心のある絵描きさんは曲線が巧みですよね(笑)



…といつの間にか収集つかなくなってしまった。
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39
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1984/12/01
職業:
しがない会社員
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お絵描きとかお絵描き
自己紹介:
上山徹郎先生のファンサイトを立ち上げようと企て中。同志がいるのやらいないのやら心配ですが…。きちんとしたファンサイトが無いのはなんだか悔しいので、いっそ自分で立ててしまおうと思ってます。上山先生ファンいらっしゃーい。
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